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お疲れ様シラク大統領
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既報のとおりであるが、昨日のフランス大統領選挙は右派のサルコジ氏の勝利に終わった。これにより三期12年の長期にわたって政権を維持したシラク大統領はめでたく勇退ということになった。

このシラク大統領は、就任早々国際世論の反対を押し切って核実験を強行するなど、国際政治における強硬派というイメージで知られていたが、その一方でかなりの親日家としても有名な人物であった。

彼の日本びいきは少年時代に見た東洋美術がきっかけというから、かなりのものである。
とりわけ大相撲への入れ込みようは特筆に値するもので、訪日のたびに本場所観戦を楽しみにしておられた他、86年パリ市長在任中には初の大相撲パリ公演を、90年代にも2度目のパリ公演を実現させた。ちなみに一度目のパリ公演で「角界のアランドロン」の名で人気を集めた美男力士・霧島関(現在の陸奥親方)とはその後も交流を続け、彼の自伝に感銘を受けて「自分は政治家になっていなければ力士になっていた」と言ったほどである。この霧島関の自伝は、フランスで大きな話題をさらったと聞く。

相撲以外を見ても、たとえば2年前の愛知万博では開会直後(2日後)に来場し、その直後に発生した尼崎の列車事故ではいち早く弔意を表明しているといった感じで日本との交流を重視してこられた。最近も源氏物語に関するイベントに際して祝電を送ったという報道があったばかりである。

余談だが今から40数年前、京都市の小学生が描いた絵がパリやケルンといった世界各地の姉妹都市を回ったそうである。当時若手の官僚だったシラク氏も京都の子供たちが描いた絵を見ているかもしれないのではとその絵の作者の1人であるうちの母親が言っていた。

シラク氏勇退の影で気がかりなのは、後任のサルコジ氏が日本に対して余り好意的ではないことである。相撲はつまらない、京都は面白くない、とか今の日本の一部の若者たちみたいなことを言っている。それだけならまだしも、自らも移民出身(ユダヤ系ハンガリー移民)であるのに、内相時代から移民や貧困層に冷たい政策を取っていたというのがどうもひっかかる。

最後に、シラク大統領、長い間お疲れ様でした。またプライベートで日本に遊びに来てください。国民一同で歓迎します。

写真上 エッフェル塔の近くにある京都広場。後ろの建物は日本文化会館。

写真下 黄昏のエッフェル塔。パリよ、政権は変わっても美しい街でいておくれ…

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本場所本場所(ほんばしょ)とは財団法人日本相撲協会によって定期的に行われる大相撲の興行である。力士の場合、勝ち越し,負け越しの星数、および勝敗の結果により番付の昇降を伴う。年現在、1年に6回行われており、東京(1月、5月、9月)は両国国技館で3回、大阪市|大阪
2007/08/01(水) 04:55:36 | 大相撲情報局
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