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わたらせ渓谷鉄道

桐生1036→(わたらせ渓谷鉄道間藤行き)→1212間藤

桐生駅と前橋駅はよく似た構造の高架駅だ。もっとも、乗り入れ路線の数では、県庁所在地代表駅の前橋より桐生が勝っているわけだが…

駅の規模はさておき、我が地元の阪急電車みたいに茶色一色のワンマンディーゼルカー(わ89-302)で、渡良瀬川沿いに走るローカル列車の旅を始める。

桐生を発車後、しばらくは両毛線に寄り添って走るが、元京浜東北線の209系が疎開留置されている下新田付近からゆるい右カーブで北に分岐する。

東武鉄道・上毛電鉄の赤城駅からほど近い大間々駅を過ぎると、列車はいよいよ山の中に分け入って行く。

大間々から先の区間には、味のある木造駅舎のある駅が多い。大間々の他上神梅や神戸、足尾などにくすんでいい味を出した木造駅舎が残っていた。

ところで、わたらせ渓谷鉄道の路線に沿って流れている渡良瀬川は、明治時代に「足尾銅山鉱毒事件」が発生したために「公害の川」というイメージで見られることがままある。

事実現在も、鉱毒による汚染が完全になくなったわけではないが、そうしたイメージを忘れさせるかのように、本宿~水沼間の車窓右手には「北関東の耶馬渓」とも呼ばれる美しい渓谷が広がっていた。

「わたらせ渓谷鉄道」の名に違わない風景を思い思いに楽しむ乗り合わせた行楽客たち。ただ私の座席は進行方向左側、つまり渡良瀬川とは反対側だったため、この時は渓流の風景を楽しめなかった。

観光客で混雑する車内から渡良瀬川をよく見られず退屈だったためか、続く水沼~神戸間では、夜行明け特有の睡魔が我が身に襲いかかり不覚にも居眠りしてしまう羽目に。

目が覚めるとほどなく神戸駅に到着。神戸駅と言っても「こうべえき」ではない、「ごうどえき」だ。この駅は星野富弘氏の美術館の最寄り駅で、多数の観光客が美術館への連絡バスに乗り換えるため下車した。

神戸を発車し、全長5000m以上の長い草木トンネルを抜けた列車は、再び渡良瀬川に寄り添って走る。今度は進行方向左手に美しい渓谷が待っていた。紅葉の見頃には若干遅かったが、沢入~原向間で見事な渓谷美を堪能する。

鉱山町のなかにある終着駅の間藤は、1977年5月28日に紀行作家の故・宮脇俊三先生が国鉄全線完乗を成し遂げた場所。「ミヤワキスト」を自称する私にとっては聖地のような駅である。駅ノートに「感無量」のコメントを残し、桐生行きの折り返し列車に乗り込む。

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